自動車免許があれば医療・介護系への転職に有利

需要が伸びている分野

高齢化に伴い、医療・介護系ではサービスの一環として訪問や送迎を行う事業所が増えました。そのため、自動車免許を持っていると医療・介護系への転職にも有利です。自分で医療機関を受診できない高齢者や、核家族化によって身近に介護をしてもらえる人がいない高齢者が増えています。そのような高齢者のために、医療・介護系の職員が自宅に訪問し、必要なサービス提供する機会が多くなりました。多くの自治体が在宅サービスの強化に力を入れており、その流れは今後も続くことが予想されます。訪問による医療・介護系サービスの需要が伸びると同時に、自動車免許を持っている人材のニーズも高まります。医療・介護系への転職を考えるのであれば、自動車免許の取得が必須といえるでしょう。
具体例として、応募資格に自動車免許が含まれている介護系の求人を紹介します。こちらは、日本最大級の介護求人サイト「みんなの介護求人」です。

転職に有利

自動車免許を取得していることで、待遇面でもメリットがあります。訪問や送迎を行う事業所の場合、運転手当を支給しているケースも少なくありません。例えば、デイサービスでは送迎業務を実施した回数に応じて運転手当が支給されます。送迎ドライバーのみで、短時間勤務で働ける求人もあります。
参考までに、自動車免許歓迎としている介護系の求人を紹介します。こちらのレバウェル介護は、介護業界の求人に特化した転職エージェントです。

ただし、運転ができることを前提として採用活動をしている事業所も少なくありません。その場合は、自動車免許を持っていても待遇アップにはつながらないので、事前に確認しておきましょう。とはいえ、自動車免許を持っていると転職に有利なことには変わりません。求人を探す際は、仕事内容だけでなく自動車免許の有無についても確認しておきましょう。

まとめ

上記で紹介した通り、自動車免許を応募資格に含む事業所が多いことが分かります。訪問や送迎を行う場合、運転ができなければ仕事になりません。事業所によっては、大型ワゴン車の運転が可能であることを条件に挙げているケースもあります。また、自動車免許を持っていれば、訪問医療・介護が未経験でも応募可能としている求人も存在します。もちろん、自動車免許がなくても応募可能な求人はありますが、あれば仕事の幅が広がるのは確実です。医療・介護系の仕事に興味があり、まだ自動車免許を持っていない人は、教習所に通って取得を目指してください。医療・介護系の現場は体力勝負なので、仕事後に自動車で帰ることができて体力的に楽な点もメリットの1つです。