通勤手段の選択肢が広がる
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駅チカの会社ばかりではない
自動車免許は、転職活動の際にも役立ちます。会社の立地は、駅チカや山間部など様々です。都心部は公共交通機関が充実しており、1つの駅に何本もの路線が乗り入れていたり、駅ごとの間隔が短く電車やバスの本数も豊富です。そのため、電車やバスで通勤しやすい傾向にあります。
一方、都心部以外は公共交通機関が限られます。路線が少なく、駅と駅の間隔も遠いケースも珍しくありません。駅チカで電車通勤しやすい会社ももちろん存在しますが、山間部や地方など自動車免許がないと通勤しづらい会社も多々あります。特に地方では、最寄りの駅から会社まで距離がある会社や、そもそも近隣の公共交通機関の数が非常に少ない会社も見受けられます。

通勤手段が増える
会社の立地は駅チカばかりではないため、自動車免許があると通勤手段の選択肢が広がります。自動車免許があると、マイカー通勤という選択肢が生まれます。免許を持っていない場合は、公共交通機関、徒歩、自転車通勤といった選択肢しかありません。徒歩や自転車は、よほど近場の会社でないと通勤が困難というデメリットがあります。
公共交通機関は、すべての地域で平等に充実しているわけではありません。路線や本数が少ない地域も存在し、通勤に時間がかかったり、乗り換えが複数回必要になったりすることもあります。さらに、バスや電車の運行状況は天候に左右されやすく、遅延や運休が発生することもあるでしょう。それに比べてマイカー通勤は、渋滞などを考慮しなければ自分のペースで通勤時間を調整できますし、天候にも左右されにくい点がメリットです。そのため、自動車免許を取得しマイカー通勤という選択肢を持つことで、通勤の自由度が上がり、より多くの会社への応募を検討できるようになります。結果として、転職活動の際に有利に働く可能性があるのです。
駐車場の有無や駐車場代も要確認
マイカー通勤が可能な際は、駐車場の有無や駐車場代の確認も必須です。社員が利用できる駐車場が完備されているかどうかを確認する必要があります。会社によってはマイカー通勤は認められていても、駐車場は自分で探さなければならないケースもあるためです。駐車場が見つからない場合、せっかく自動車免許を取得していてもマイカー通勤できなくなります。また、駐車場が見つかったとしても、駐車場代を会社が負担してくれるのか、それとも自己負担になるのかを確認することも重要です。駐車場代は毎月かかる費用なので、自己負担となると経済的な負担が大きくなるでしょう。
駐車場の有無や駐車場代の負担については、求人に応募する前に会社に問い合わせて確認しておくことをお勧めします。事前に確認することで、入社後に思わぬ出費が発生したり、駐車場探しに苦労したりすることを回避できます。