普通自動車第二種運転免許取得の難易度

第二種運転免許取得の流れと難易度

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普通自動車第二種運転免許の場合

第二種運転免許は種類によって取得にかかる日数が変わってきます。ここでは、普通自動車第二種運転免許を取得するまでの流れを紹介します。すでに第一種運転免許を持っている場合、学科を19時間、技能を21時間学ぶ必要があります。20日前後が目安になりますが、教習を詰め込んだ場合は最短で8日あれば取得可能です。ただし、その場合は合宿免許への参加などが条件になるでしょう。

普通自動車第二種運転免許の場合

取得までのステップ

まずは、学科と技能の教習を受講します。学科は、第一種運転免許の時よりも難易度が上がっています。しかし、そこまで難しくはないのでしっかり話を聞いていれば問題ありません。技能では直角バックや鋭角コースの運転方法を学びます。ポールの接触や脱輪をしてしまうとアウトです。
学科を全て受講した後は学科試験を受けます。試験は95問で、マークシート形式です。文章問題は1問1点、イラスト問題は2点の減点方式です。100点満点で、90点以上で合格です。普段の予習復習をしっかり行っていればそこまで難しくはありません。
技能を全て受講した後は、技能試験を受けます。指定の教習所で校内試験と路上試験の2つに合格しなければなりません。合格基準は各項目からの減点方式で、90点以上で合格です。教習で学んだことを本番で発揮できるように、分からないことがあれば都度聞いておきましょう。
第一種運転免許を取得した時と同じように、応急処置講習を受講する必要があります。専用の人形を用いて、人工呼吸や心臓マッサージの方法を学びます。身体障害を持つ人を乗せることがあるので、乗り降りの補助練習も実施します。万が一の時のためにも気を引き締めて受講してください。
普通自動車第二種運転免許を取得する際に必須なのが、旅客者講習の受講です。旅客自動車を運転する際の危険予知や、安全運転のために必要な知識と技術を学びます。夜間や悪天候時における安全運転に必要な技能、身体障害を持つ人や高齢者が乗車した場合に求められる知識などを、講習を通じて学ぶことができます。

まとめ

以上が、普通自動車第二種運転免許を取得するまでの流れです。タクシードライバーなどになるためには必須の免許となりますので、転職したい人は事前に準備しておきましょう。運転経歴や身体条件なども求められるので、その点についても確認が必要です。誰でも簡単に取得できるわけではありませんが、この免許があれば仕事の選択肢は広がります。時間や費用に余裕があるなら、ぜひ取得を目指してください。

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